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山本光恵のブログ mizutamapf.exblog.jp

ピアノ作曲アレンジチェロ など


by mizutamapf
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がびちょりん

パスポートの更新のため、戸籍をとりよせました。
私は生まれも育ちも大阪なのですが
本籍だけは愛媛なので
ちょうど今おばあちゃんが里帰り中ということで送ってもらい。



戸籍って
本籍地の他に
生年月日、父親の名前、母親の名前、出生地、出生届を出した人、、、
などなどが書かれているんですけど。

うちの父親は私が2歳のときに他界してまして
私はそれについて
非常にいろんな事を考えてきた訳です。

父親とは一体どのようなものなのか
なぜうちにはいないのか
そもそも、いたのか
いなかったらどういう感情を持つべきなのか
さみしいってなんですか

などなど

とにかく
たくさんの疑問をなげかけて
やりきれなくて
考えて考えて
前に進むためにいろいろ試行錯誤したわけです

ほんとに長い時間かけてきたんですよ
何年も何年も
その時その時で いろんな答えをみつけて
少しずつ進んでは
ささいなことで打ちのめされて
また考えて
その繰り返しで今の私があるわけです

というわけで
彼は
記憶や思い出こそないものの
私にとっては、とても大きな存在なわけです

で、まあまあ
届いた戸籍を眺めて
父親の名前とか出生届人が父であることを見て

あぁ、自分は確かにこの人たちの娘として生まれてきたんや彼は確かに存在したんやって
今までと違う形で認識して
なんか色々思って
じーんとなってたわけです


でもね、どうもその名前を見ても実感がわかない。
まぁ、保護者の名前とかでも書いたことがないし
名前も、知ってるけど呼んだことなんてないし。

と、活字を改めて見ながら
引き続き思いにふけってたんですけど

それでも
やっぱりどうも名前に見覚えがない。

よーーーーーーく見ると。

私が今まで思っていた漢字と違うんです。

「ひさのり」 っていうんですけどね。

今までずーっと
「久則」 やと思ってたら
「久法」 やったわけです。

もうね。
びっくり。

∑( ̄Д ̄;)
がびちょりん

自分の父親ですよ。

あれだけ思いを馳せて考えた人ですよ。

さっきも言いましたけど
かなり真剣に向き合ってきたんですよ。


・・・・・・・・・。


このままスルーしてたら

次回10年後のパスポート更新で戸籍を見たときか

結婚式のスライドで
「父久則、母雅子の次女として生まれる」 って上映して
「あんた、字ぃ間違ってたで」 って突っ込まれるか

下手したら知らないままか

になるとこでした。


いやいや。ねえ。


いやーーーーーー、
しかしびっくりした。 危なかった。


がちょびりん
by mizutamapf | 2012-05-08 21:06 | あれやこれや